『談話室』 総集編   5月分 (▼01/05/01〜 01/05/31)


■「ただいま、出かけております。」
■かおる(222) 投稿日:2001年5月31日<木>18時28分
「ただいま、出かけております。・・・・・・faxの方は・・・・」と電話口から良く聞くあの声が聞こえてきた。eメールをしない人なので、仕方なくかけたところが留守。ドイツ語でいたずらメッセージを入れて切ったとたん、「あの人の電話fax付きだっけ?」と心配になってきた。もしかして違う家にかかっていたら・・・。「こちらは○○です。」という声は聞かなかった。「どーしよう。そそっかしい私だから。」
夜になって、"Guten Abend"(=こんばんは)と彼女から電話が入った。電話機を変えたとの事。長い間ご無沙汰していたから…。「よかった。」 あなたは、こんな心配したことありません?

■ "不良"の喜び
■かおる(221) 投稿日:2001年5月30日<水>19時20分/女性
ペットボトル入りの飲料を直に口飲みすると、すごく悪いことをしている快感があるなんて想像できるでしょうか? 高校生の甥が数年前、ボトルをバッグから取り出して目の前でおいしそうに飲むまで、考えもしませんでした。幼い頃「女の子のくせに!」としかられる事物のひとつだったからです。今は何でも許される世の中だから、得難いものを得た感動も目減りしているかも。そして人の心も同じように簡単に手に入ると思っているかも。最近飲んだ350ml入りのコーヒーは大きさが最適。ほんの少し後ろめたさの苦味を感じつつ、不良している喜びが一層美味しさを引き立てます。

安らぎとリラックスと明日の活力を贈りましょう
■かおる(220) 投稿日:2001年5月29日<火>23時54分
5月30日は530(ゴミゼロ)で掃除機の日です!
というコピーを家電屋さんのチラシに見つけました。本当なのでしょうか?
この頃の分別ゴミの収集。ちょっと大変ですが、ドイツなんてこれを徹底的にやって、燃えるゴミの焼却場があまってきて壊しちゃったというのですから、すごいですね。
ところで、同じチラシの左側には「安らぎとリラックスと明日の活力を贈りましょう」と父の日のプレゼント品の紹介コピーがあります。さてこのプレゼント品は何でしょうか? あなたはわかりますか? 答えは6月1日に発表します。

水辺
■かおる(219) 投稿日:2001年5月28日<月>22時10分/女性
大分、花粉症は治まってきた様です。「杉」、「檜」ときて、今は「稲」に反応していると患者さんは言うのですが、稲の花粉なんて飛んでるはず無いでしょ。いま水田は、連休の頃に植えられた苗が生き生きしてきたところなのに。ワカリマセン。
今日は1時間ほど、余裕があったので、琵琶湖を渡る風が、藻の匂いを運んでくる水辺で本を読んでいました。BGMがなくて、小鳥のさえずりが心地よく聞こえました。魚を釣る人も、草の上に寝ころんでいる人も、バーベキュウをしている人も上半身裸の人がたくさんいました。男の人でしたが。
平和あるいは幸せという言葉の似合う穏やかなこんな日が、戦いあるいは悲しみで支えられているかもしれない事を忘れるほどでした。

モーニングコーヒー
■かおる(218) 投稿日:2001年5月27日<日>10時32分/女性
やっぱり、二日酔い。この頃ナイトキャップによく飲んでるから、かなり強くなっているつもりだったけど、おんなじ。頭痛とだるさで漂うように仕事をし、今朝からは、駅まで親善旅行のお客様のお見送りに行ってしまった。濃いコーヒーを何杯飲んでも瞼は落ちてくる。それをさらに増強するどんよりとした空の色。
アーア、苦いモーニングコーヒー。ZZZZ・ZZ・Z・・・・・。

国際親善パーティ
■かおる(217) 投稿日:2001年5月26日<土>00時40分/女性
大津市の姉妹都市韓国の「亀尾」(「くみ」と読みます)市から親善旅行に来られた人の歓迎パーティに行きました。10年前にお世話になった我々親善旅行グループが主体的に関わり、私も受付を担当。落差を感じながら、久々の華やかな席に溶け込もうと努力奮闘。市長の遅刻による時間不足の中、幸か不幸か、誰もややこしい国際問題を掘り下げる語学力の持ち合わせも無く、英語でしゃべったりする有様。
二次会では、国内親善に努力。「ほっそりしたね、きれいになって、どーしたの?」とか、名前なんか変わっていないのに「ケッコンしたん?」と聞く人も。明日の二日酔いが心配だが心地よい飲み過ぎの夜

雨、雨降れ降れもっと降れー♪
■かおる(216) 投稿日:2001年5月24日<木>21時43分/女性
今日で3日雨です。雨は嫌いです。井上陽水のように♪傘がない〜♪(今日コンサートのポスターで陽水の横顔を見ました。)からではありませんが、濡れると溶けてしまいそうです。あまりにも私とよく似ているからかもしれません。
でも、その雨のお陰か、連休に植えられた水田の弱々しげだった苗が、生き生きとしていました。
ドイツのネッカー川のほとりのハイデルベルクは、日本人に人気で私も好きなの町の一つですが、ここも何かしっとりとした水の雰囲気がします。実は雨が好きなのかも知れません。
なんか歌ばっかりだけど、♪雨、雨降れ降れもっと降れ、私のいい人連れて来い・・・・♪♪♪  梅雨の前の貴重なあと少しのさわやかな日々をもう少し味わいたいですね。

TOMORROW
■かおる(215) 投稿日:2001年5月23日<水>20時37分/女性
歌詞のわかる歌は聴かないようにしているのに、久しぶりに元気だったので、アップルパイを作っていたら、ラジオから♪涙の数だけ強くなろ〜よ・♪・♪・♪・見るもの全てに怯えない〜で♪と聞こえてきた。そしてドリカム。今日は"ショッパイアップルパイ記念日"、明日は"U-Turn記念日"。 あなたの記念日はいつですか? ♪明日は来るよ君のためぇにぃ〜♪ 

電話かかってるでぇー
■かおる(214) 投稿日:2001年5月22日<火>22時21分/女性
携帯電話の着メロで「電話かかってるでぇー。」、「メール来てるでぇー。」とお知らせしてくれるのを聞きました。(これ関西限定販売じゃないんですよ。)
私はもう5,6年前から女の人の甘い声で「ねえ、起きてぇ。コラ、起きろっ!」という声(止めないと次第に大きくなってくる)に起こして貰っています。目覚まし時計ではなく、電話機のおまけみたいなもんですが、これが一番起きられる。でもセットすると、必ずと言っていいほど、目覚ましさんにお世話をかけないようにと、早めに目を覚ましてしまいます。苦労性なんですね私って。

もし、事務所の電話なんかが、あちこちでリンリンという代わりに「電話かかってるでぇー。」とか仕事中にお昼寝しちゃった人に「ねえ、起きてぇ。コラ、起きろっ!」とか言い出したら、やかましいでしょうね。

ポンコツ煙吐く
■かおる(213) 投稿日:2001年5月21日<月>20時56分/女性
私の車は、ご存知ポンコツ。知らぬ間にエンジンオイルがぽたぽた漏れ、ワイパーにはそこはかとなく錆のにじみ出ている風格ある代物。減ったオイルを足して、快調な走りを満喫していたところ、信号で止まるたび、前の方でモクモクと白い煙が立ち上り出した。「これじゃチキチキバンバンだねぇ〜。」なんて言っていられない。私は真っ青。駐車場で止めてボンネットを開けて、オイルを買った店に電話した。「入れるときこぼさはったんちがいますか?」図星! しばらくしたら、全部気化して一件落着のお粗末なお話でした。貰い物だが、パンクしたり、煙はいたりしたりして、面倒見ているとだんだん我が子のように可愛くなってきた。

眠い
■かおる(212) 投稿日:2001年5月20日<日>18時47分/女性
いいお天気が続いていますね。みなさん外でしっかり遊んでますか?
私は連休以来の不調がまだ続いていて、今日は2,3時間起きに目覚めながら、お布団の中で終日眠っていました。気分転換するつもりで外出しているのに、気が付くと疲労。年なのかなあ。昨夜のブランデーが効いたのかな。

酔った勢い
■かおる(211) 投稿日:2001年5月19日<土>23時14分/女性
駅前で、酔った勢いで歩きながら気持ちよさそうに声高に語る先輩と、それを面倒臭そうに聞いている後輩の男性グループとすれ違いました。「人はな、使われてなんぼやねん。そこに喜びが湧いてくる。『センセ、困ってまんね。』言われてみいな・・・・・」それだけしか聞こえてきませんでしたが、先生のグループだったのでしょうか。こんな事語る若い人(30代かな)が居るのだなあと、少し潤いました。最近の女性軍の奮闘ぶりにカスカスになっていたところでしたから。

ガーデンミュージアム比叡に行ったよ
■かおる(210) 投稿日:2001年5月18日<金>22時46分/女性
比叡山の山頂にオープンしたガーデンミュージアムを探検してきました。写真を一枚Oh! Oh! 大津の比叡山のページに追加しました。びわ湖の遠景が眺められるので、そこが頂上だとわかる程に、普通の花壇が坂を埋め尽くしています。さらに山のてっぺんに池が! ほのかにバラの匂いが漂ってくると思ったら、花と印象派の関係グッズのショップからでした。とてもきれいで楽しめます。でも一番心地よかったのは、風でした。
 今はすっかり辺りの景色になじんでいる、根本中堂も山の中に最初に出来た時、このような抵抗感を人々に感じさせたのでしょうか。そうは言っても、排気ガスをまき散らして、車で山頂へアッという間に行き、おおらかな気持ちを享受できる便利さを否定は出来ないのですが・・・。

Re[2]:怒髪天を突く ヤッタネ!
■かおる(209) pontaさんへ 投稿日:2001年5月17日<木>20時20分/女性
>その膨大なエネルギーを考えると、これこそ快挙。かおるさんにとってほんとにほんとに良かったなあと、ある種の感動を感じています。

私は、恥ずかしいことをしたと思っていたのに、そういう風にいってもらうとうれしいです。

続いてお詫びと訂正:「怒髪天を突く」が気になったので調べてみたら「怒髪天を衝く」が正しいようです。でも「突く」も使えるようです。「怒髪冠を衝く」:ものすごい剣幕で激しく怒るようす。怒りのために逆立った髪の毛が、冠を衝き上げるの意から。「怒髪天を衝く」ともいう。『史記』より失礼しました。

>ところで、暴走族Jさんはどこか海外にでも行かれたのでしょうか。私は、スピード出しすぎて、美人婦警につかまってしまったような気がしますよ。あるいは、"Zimmer付近でスピード違反取締り"の情報が流れているのかも。

Re:怒髪天を突く ヤッタネ!
■ponta(208) かおるさんへ 投稿日:2001年5月16日<水>21時29分
>私はこの一週間で、二度激怒しました。ところが時間と共にこの得体の知れぬエネルギーが生きるエネルギーに変化した様な気がしてきました。

その膨大なエネルギーを考えると、これこそ快挙。かおるさんにとってほんとにほんとに良かったなあと、ある種の感動を感じています。マグマを噴出し切った火山には近いうちにきっと青々とした樹木が根を張っていくことでしょう。

>深い怒りに理性が介入する余地など無いことが今頃わかりました。扉を閉めきっていたので「非常口」を探し出したのだとわかりました。私の歴史に残る出来事でした。

ここまでのエネルギーを貯め、満身創痍ながらそれに直面できたかおるさんが、良くも悪しく(長い間耐えた分)も「強い人」と再認識しました。年を更にして風通し良く生きる道が見えてきたのではないかと想像しています。ほんとにヤッタネ!詳細は席を改めて。

ところで、暴走族Jさんはどこか海外にでも行かれたのでしょうか。

怒髪天を突く
■かおる(207) 投稿日:2001年5月16日<水>01時12分/女性
私はこの一週間で、二度激怒しました。「怒髪天を突く」ような激しい怒りに困惑したのは、他ならぬ私自身で、不快感と共に食欲もなくなりました。ところが時間と共にこの得体の知れぬエネルギーが生きるエネルギーに変化した様な気がしてきました。
何十年もため込んで忘れきっていた怒りが、息を潜めて爆発するきっかっけをねらっていた、その我慢がエネルギーの回路に立ちはだかって通せんぼしていたと考えると、この程度で済んで良かったとも思えてきました。相手を殺しはしなかったから。深い怒りに理性が介入する余地など無いことが今頃わかりました。扉を閉めきっていたので「非常口」を探し出したのだとわかりました。私の歴史に残る出来事でした。

Re:家庭内家出 ヤッタネ!
■かおる(206) pontaさんへ 投稿日:2001年5月14日<月>21時16分/女性
>昨日は「母の日」でした。今日だけ「母」を休みたいと、自室にろう城しました。

「母」あるいは「主婦」の定休日を実行する人が居たなんて、しかもそれが、見ず知らずの人でなかったなんて。快挙ですよ!!休んでこそまた次へのファイトも湧いて来るというもの。これは表彰状物ですよ。
でも一言言いたい。なぜ『兄の日』『姉の日』が無いの? 祝日じゃなくて良いけど、幼い弟妹の面倒見てきた人を思い出す日、なんでないの?

それにちょっと聞きたいことがあります。この頃の若い人(20代30代の女性)は挨拶をろくにしないものなんですか? よそ向いて挨拶するのがかっこいいのですか? まともに目と目で挨拶するのはダサイのですか? これ非難ではなくて、ホントに知りたい。「この頃の若い人はあんなんよ。」と悟りきったように言ってくれる同い年の女性が居ますが、私は大変驚いています。悪気はないらしいと思おうとしていますが・・・。誰か教えて! このような人とどのようにつき合ったらいいのか。ワカラナイノデス。おばさんには。

>かおるさん、また近いうちに「おちゃけ」でも飲みながら、ものさし談義をいたしましょう。

そうしましょう。

家庭内家出
■ponta(205) 投稿日:2001年5月14日<月>11時34分
昨日は「母の日」でした。今日だけ「母」を休みたいと、自室にろう城しました。前夜から密かに「プチ家出」をしようと時刻表を持ちこんで計画を練っていたのですが、目覚めた時にはとてもそんな体力が無く、部屋に閉じこもることで一人の空間を確保。眠る、読む、眠る、・・・を繰り返した24時間でした。疲れてたと思います。思考回路が自動的にシャットダウンされたようで、その分、澱のようにたまった感情が異臭を発しているようなそんな気分でした。

でもまあ今朝には「復活」です。疲れがとれたら、思考も働き始めました。自分のキャパシティを自覚して、「小さな親切大きなお世話」は控えましょうと言い聞かせてます。自分のものさしが短いと苦労します。

かおるさん、また近いうちに「おちゃけ」でも飲みながら、ものさし談義をいたしましょう。

素顔の舞妓さん
■かおる(204) 投稿日:2001年5月13日<日>18時22分/女性
朝早くから観光客でにぎわう京都のデパートで、たたずんでいる舞妓さんを見ました。営業用のコスチュームではなく、こっぽりの模様の付いた水色の夏物の着物です。側を通ったら、素顔で携帯電話中で、「みちこ・・・」と可愛い声が聞こえました。あのピアスの女の子より幼く見えました。
私は中学生の頃、子沢山で貧しくて、子供の一人が祇園に行って舞妓さんになった家の人を知っていました。そんな陰は微塵もない、明るく可愛い舞妓さんでした。

ピアス
■かおる(203) 投稿日:2001年5月12日<土>05時09分/女性
紺の制服、ルーズソックスが動いている私の視野の片隅に入っていたのですが、その女の子がピアスの穴を開けた後の薬の処方箋を以て、私の前に現れました。

アップで見ると、金髪の前髪の陰に隠れて、ブルーのアイシャドウに、きっちり描けた眉。ホントきれいなお化粧!! ピアスの穴は二つ目。970円の薬代に出てきたのは、一万円札。お祭りでお稚児さんに出る為にお化粧してもらった幼稚園児のような印象が強く、つい「何年生?」と聞くと「中三」。「お母さんなんにも言わはらへん?」という言葉は無理して飲み込みました。

優しさのメートル原器
■かおる(202) 投稿日:2001年5月11日<金>07時39分/女性
「優しい」と「いい人」は少しニュアンスが違うかも知れませんが、「優しいいい人」とよく使いますね。Jさんやpontaさんの投稿を見ていて、以前メールに「いい人さ(優しさ)のメートル原器」がほしいと書いた事があるのを思い出しました。
その時、一つの物事に対する人々の尺度のあまりの違いにボーゼンとして、人の心を計りかねていたのです。100の物を5と言ったり8と言ったり171という人もいるような感じでした。私は大学生になったとき同じ様なとまどいで、物差しが一つでないことを肝に銘じましたが、それ以来の事で、今度は年とった分、3Dと時間までがその要素として絡み合いました。みんないい人なのに。
測れないけど推し量ら無ければならない。でも測れない。例えば靴を買いに行ったら、○○pと言うように、24.3pみたいなはかり方はやめました。24pとちょっと。それを10.3と言う人は十文三分(ともんさんぶ・・・・分かる人居るかな?)と言っているのかなと思うことにしました。自分に対しても。仏様の物差しはもっと難解。時々目盛りの幅が広がったり、狭まったりしていませんか?
でも出来たら、同じ原器で測れる人(まだ測りたがってる)とお茶した方が、元気にはなれますねぇ。pontaさん。楽しいですねぇ。

優しき人々
■暴走族J(201) 投稿日:2001年5月10日<木>22時06分
かおるさんの「イカ玉700円とか肉玉800円とか見たことありますよね。そうお好み焼きです。あれと殆ど一緒です」の表現、なかなかセンスよろしおますな。アメリカ人や西欧人とのパーティーですと、こういうちょっとしたジョークセンスを持っていることが大事でおます。ただ、この表現はなかなか英語にするのが難しいちゅうのが残念でおます。お好み焼きなんて見たことも食べたことも無い人に英訳しても意味ありまへんからな。ドイツ語やとできるんでっしゃろか?
ところで、人間50年もやってると、いろんな人種の人たちと出会います。ホモやレズと呼ばれるゲイの人たちもいます。あっしにはその趣味ありませんが、彼ら彼女たちの他の人に対する気遣い言うたら、頭下がる思いがすることがしばしばです。親友のLさんは、アメリカ人女性でいわゆるレズの人ですが、彼女の女性のみならず男性の友人に対する思いやりいうたらほんま仏さんかキリストさんですわ。自分の過去の心の傷が深いだけに、思いやりっちゅうのがほんまに持てるんでしょうな。自分が傷をおって、ほんとうに他人の傷の痛みがわかるっちゅうことでしょう。Lさんと出会ってはじめて、それまであっしがレズやホモの人たちに対して持っていた本能的嫌悪感が全てぶち壊されやした。ほんとうに心優しき人たちです。まー、全てのゲイの人たちがそうだというのではないでしょうが。
こういう心優しき人たちとの出会いで、あっしのものさしが、「ほとけさんのものさし」にちょっと近づいた気がします。
じゃ。

んーっ、ディフィカルト!
■ponta(200) 暴走族Jさんへ 投稿日:2001年5月10日<木>11時08分
>pontaはんて、結構、生真面目でんなー。

そうなんです。自信の無さの副産物です。どうしても考えに淫する傾向がありますねえ。たいしたこと考えるわけではないのに、結論に到るまでのプロセスが必要なんです。やっかいな性格です。それでも最近は「まっええか」「またハマってる」と常に自戒しているので、ドツボにはまり込む前にふっーと浮き上がるようにはなってきつつあります。

ちなみに、私の定義の「業」とは自分ではコントロールができない感情で、「執着」とは必要無いとわかっていても手放せないことと勝手に決めています。どっちにしても自分の経験から生まれたかなり個人的な定義で、自分が善人である事を大前提にしているようです。普遍的な定義はお坊さんや神父さんにまかせた方がいいですね。浅知恵でした。

かおるさんと暴走族Jさんの「含み」あるやりとりを「含み」のまま味わって読ませていただく事にします。時には茶々入れることにして。


特攻隊
■暴走族J(199) 投稿日:2001年5月10日<木>10時05分
昨日深夜というより、今日の午前2:00から1時間ほど、特攻隊で昭和20年5月に22歳の若さで亡くなられた上原良司さんて方の手記と友人たちの証言が報道されていました。彼は学徒動員で応召した人で職業軍人ではありません。軍の検閲をうまくすり抜け、彼の心情が綴られた手紙や手記が多く残されていました。
彼には、涼子さんて心の恋人がいましたが、死に行く自分が彼女を幸せにできないから、愛の告白をしなかったそうです。ただ、皮肉なことに彼女は、彼の特攻直前に肺結核で亡くなられています。
写真でみるかぎりお二人は、ほんまにええ顔してまんねん。やっぱ、心がきれいで澄んでると顔もきれいでんな。仏さんの顔ですわ。
彼らは、ほんとうに純粋で心のきれいな人たちだったんですな。だから、善人とか悪人とかの分類適用不可の領域の人たちでんな。はじめから、仏はんに生まれてきはったんかもしれまへん。



Re[3]:善人と悪人の境
■暴走族J(198) pontaさんへ 投稿日:2001年5月10日<木>01時15分
pontaはんて、結構、生真面目でんなー。あっしなんか、かなりいいかげんでたまにまじめってとこです。

>なるほどなあとは思いながら、そやけど水溜りが「きれい」って誰が認めるのやろか。他人の幸せが何なんかわかるんやろか。

上の質問に対して、ぼんさんやと、普通こう答えます「人間が人間のものさしで計るとそうなります。いつでもどこでも永遠に変わらん「仏のものさし」を持ちなさい」ってね。でも、仏はんのものさしっちゅうのがようわからんから、わいら暴走族は困るんですわなー!とにかく、ぼんさんはうまく答えはぐらかすやつが多いんですねん。結局落ち着くとこが「南無阿弥陀仏」って100ぺんとなえなはれですからね。ようは、信じるもんは救われるってことですかね。

>善人なおもて往生とぐ、いわんや悪人をや」という言葉が思い出されました。

えらい言葉知ってはりまんな。まー、普通は善人、悪人いうたかて50歩100歩、目くそ鼻くそってとこでしょうな。悪人かて、なりとうなってなったんちゃういうたら、そうかいなってなもんですわ。悪人はんかて苦しんで生きてまんにや、死んだらみな仏はんやって思わな、誰もすくわれへんかもしれまへんな。

>今の私が定義するとすれば、善人とは自分の「業」を自覚して執着を無くそうと努力する人、悪人とは「業」の自覚無しに生きる人ってとこですかね。

業とか執着いうたかて、それもようわからんもんだすな。
深いようで浅いのが人間の知恵ってとこですか。
結局、南無阿弥陀仏ですわ。
これが、神父はんに聞いたらもっとわかりまへんねんで、アモール・ルーメン(愛と光)なんちゃって。

では、般若湯でも飲んで寝ます。弱い頭がクラクラしtきました。

善人と悪人の境
■ponta(197) 暴走族Jさんへ 投稿日:2001年5月10日<木>00時11分
素朴に疑問を持って暴走族Jさんにお聞きしたのですが、そういえば自分でも今まで考えたことがないもんで、この際考えてみようとお茶碗洗いながら少しく考えてみました。

>きれいな水溜り残せる人が善人ですわ。
>仏教の世界で、善人とは、「だれかれの差別、区別なく、相手の立場になりきって悩みや苦しみを聞いてくれる人」、「自分のことはいつもあとまわし、常に他人の幸せを願って生きている人」ということになります。

なるほどなあとは思いながら、そやけど水溜りが「きれい」って誰が認めるのやろか。他人の幸せが何なんかわかるんやろか。と揚げ足とるわけやないんですけど、疑問が次々湧いてきてます。主体的な自分を見るのと、他からの客体として自分が見られるのとでは、その「善」と「悪」がかなりずれるような気がするんですけど。そうすると限りなく善人な悪人と限りなく悪人な善人が、両極端の「神と悪魔」だけを残してひしめき合う事になりませんか?「チュートハンパ」な知識しかないので、意味を取り違えてるかもわかりませんけど、「善人なおもて往生とぐ、いわんや悪人をや」という言葉が思い出されました。

今の私が定義するとすれば、善人とは自分の「業」を自覚して執着を無くそうと努力する人、悪人とは「業」の自覚無しに生きる人ってとこですかね。

>pontaさんの質問に対する答え、結局みつかりまへん。おかげで、今日は眠れそうもありまへんがな。

えらいことを訊ねてしもたと多少後悔しながら、私もまだまだ答えを探してみようと思います。今日はもう寝ますけど。


Re2:1818&1234
■かおる(196) pontaさんへ 投稿日:2001年5月9日<水>12時49分/女性
>HPの1818番と掲示板の1234番に当たりました!    ・・・喜びをお知らせせずにはいられなかったもので。

ありがとう、私もこういうの大好き!
この日のpontaさんの心理分析「イヤイヤ(1818)ながら(&)いつ見よう。(1234)」と思っていませんでした? ダメですよ。楽しく見て、いつも参加。お願いしますよ!!

時節柄仕事も忙しく、眠りが滅茶苦茶で毎日朦朧としていますが、善人、悪人 私も少し考えてみました。
それぞれ、善玉、悪玉と私は言い換えます。イカ玉700円とか肉玉800円とか見たことありますよね。そうお好み焼きです。あれと殆ど一緒です。際だった性質を示すのがその名前。それはイカであり、肉であるわけです。イカをささえるメリケン粉、肉をささえるキャベツ、善をささえる無責任、悪をささえる脆弱さ。そして全てを包括したミックス焼きは観音焼きとでも言いましょうか。『世間の荒波』ブランドのソースをかぶり黒うして(苦労)おいしく「いただきまーす。」『薩摩の白浪』ブランドの焼酎などかたわらにおいて、ねえpontaさん。
観音様は、人々を救うために自在にお姿をお変えになるとか。もしかしてあなたの目の前のお好み焼きは観音様かも。

もう一つ
昨日きれいな野生の藤を見ました。京阪『石山寺駅』の石山寺側の山です。いつも緑で気がつきませんでしたが、紫色の塊が雄々しく生い茂って、一年に一度の華麗なる自己主張とみてとりました。手入れの行き届いた藤棚とはまた違った趣。お近くの方是非ご覧下さい。一番のビューポイントは三叉路の交差点のど真ん中です。

Re:ゲララヒヒ的進化
■かおる(195) 暴走族Jさんへ 投稿日:2001年5月9日<水>05時54分/女性
>誰かの本で「動物行動学」というのを

人間は文化を身にまとって、お猿だったことを隠しているが実は、動物なんだと最近つくづく思っていました。「動物行動学」こういう本はお猿の、失礼人間の不可解な行動の理解にとても役立ちそう。

>「言葉の剣」の舞いに関しては、男性側に圧倒的優位性があるわけでやんす。かおるさん、反論できやすかな?

反論するつもりはありません。
仕事場の剣豪は、「今年こそケッコンを!」と口走りながら、ゆさゆさと行き交います。オオッー! 巨大なゲララヒヒのマーク様の物がその胸に。男性群の顔はWoodrow Wyattさん同様ダラーっと弛みがち。ヨダレさえ??? もうおわかりですね。その人は『正義の味方』を自認する女流剣士です。 ヒヒヒヒ。

Re:1818&1234
■暴走族J(194) pontaさんへ 投稿日:2001年5月9日<水>01時07分
>HPの1818番と掲示板の1234番に当たりました!
その感動、素直でいいでんな、ヤッホー!そういうことに単純にヤッターと言える人、善人であることの必要条件を満たしています。私なんか、デジタル時計がたまたま3時33分33秒を示していることに気づくと超うれしくなってしまいます。ですから、時計に目をやったときが、3時32分55秒だと、3時33分33秒まで、我慢強く待ってたりして。こうなると悪人の必要条件を満たしています。何故って?そこに計算があるからです、計算して満足感を求めているからですなー。

>「善人とは?」「悪人とは?」Jさんの定義をお訊ねします。こう正直に端的に尋ねられると、はたと困りますな。pontaさんて結構、論理派で鋭い剣持ってはりまんな。
人はいろんなとこで、いろんな人と出会い、喜びや悲しみ、愛や憎しみを分かちあい、いろんなふれあいの足跡残しまんな。「きれいな足跡には、きれいな水がたまる」。きれいな水溜り残せる人が善人ですわ。ただし、これも必要条件であって、十分条件ではありません。
仏教の世界で、善人とは、「だれかれの差別、区別なく、相手の立場になりきって悩みや苦しみを聞いてくれる人」、「自分のことはいつもあとまわし、常に他人の幸せを願って生きている人」ということになります。ただ、この境地に完全に到達できると、もう人ではなく観音様になってしまうんでんな。「その人の前に出ると絶対うそが言えない、その人の顔を見ていると絶対にごまかしが言えない」、そういう人が善人という定義が成り立つ場合もあります。

わたしにとって善人ね、たぶん「車虎次郎」です、通称「ふうてんの虎」さんでんな。人がとことん好きで、人のことをとことん理解しようとするけど結局できない、でも誰からも愛される。
自慢になりますが、時にわたしも「ふーてんの虎」を演じます。「あなたを思うとあったかい」、「愛と涙をありがとう」なんて泣かせる文句の手紙を受け取ることもしばしばです。ただ、そのとき善人の私から悪人の私を見てしまいます。なぜなら、そこに計算された自分の演技を見てしまうからです。つまり、ほんとうは好きなのに好きと言わない、ただ、やさしさだけを示そうとする自分。人間、人にうそをつくのは上手だが、自分にうそはつけない、といったのは誰でしたっけ?
pontaさんの質問に対する答え、結局みつかりまへん。おかげで、今日は眠れそうもありまへんがな。
実は気弱なつっぱり暴走族J

1818&1234
■ponta(193) 投稿日:2001年5月8日<火>22時59分
HPの1818番と掲示板の1234番に当たりました!

【かおるさん】と【博学土建屋詩人の暴走族Jさん】との禅問答に、いつも文脈から外れた書きこみをして水さしてるような気がしながら、並ぶ数字を見て「おーっ」「やったー」と声をだしてしまう程の喜びをお知らせせずにはいられなかったもので。

おもしろいですねゲララヒヒのお話。私はまた男性の方が感情の処理の仕方が苦手で、書く事に走ったのかと思ってました。

ところで、先日から聞きたいなあと思っていた質問を二つ。
「善人とは?」「悪人とは?」Jさんの定義をお訊ねします

ゲララヒヒ的進化
■暴走族J(192) 投稿日:2001年5月8日<火>09時53分
誰かの本で「動物行動学」というのを昔読んだことがあります。何故、文章を書く仕事が男性に始まり、今でも作家に男性が多いかということを動物学的に説明していました。
普通の猿は、発情期にはお尻が赤くなり、そのことで結婚相手募集中を表示します。ところが、同じ猿の仲間でもゲララヒヒの場合は、胸に赤いハートのマークが現われるんだそうです。これは、ゲララヒヒが背の高い草のはえる草原地帯に住んでいるため、草の下にあるお尻が赤くなっても誰にも見えないことから、草の上に出ている胸部に求愛サインをだすように進化したんだそうです。
じゃ、人間の女性の場合はどうかというと、胸が大きくなったり肌がみずみずしくなったりしてそのサインをだすことができます。ところが、男性の場合の求愛行動の有効手段は、愛をささやく言葉にしかないのだそうです。このことが、男性の言語中枢を発達させ、小説家や文学者を生む結果となったんだそうな。
ちなみにWoodrow Wyattは、男性は目で恋をし、女性は耳で(A man falls in love through his eyes, a woman through her ears.)といっています。

ということで結論です。「言葉の剣」の舞いに関しては、動物学的見地からは、男性側に圧倒的優位性があるわけでやんす。かおるさん、反論できやすかな?、フフフッのフンガ!(ゲララヒヒ暴走族の不敵な笑い)

剣の舞い
■かおる(191) 投稿日:2001年5月8日<火>02時38分/女性
私は仕事中にしばしば、ハチャトウリアンの『剣の舞い』のBGMが聞こえているような錯覚に陥ります。「言葉の剣」の使い手が居るのです。この剣は片方は甘く片方は鋭い諸刃の剣になっています。仕事場は戦場だから、当たり前ですが殺気が充満しています。危険を避けることに終始するだけでは、危ない。ピカリと剣が光るたび、私も死に物狂いで「言葉の剣」を振り回し、この「剣語」を少し使えるようになってきたらしく、昨日は、相手が一歩譲る現象が見えました。「通じたあ〜」(^_-)

クタクタになりながらも背中に背負ったこの殺気、平和な社会で相手かまわずまき散らしそうですごく心配。

Re:また、夢の話
■暴走族J(190) かおるさんへ 投稿日:2001年5月7日<月>15時28分
>昔の知人で人の良さそうなドクターに追いかけられています。実は彼はとんでもない悪党だったという、お決まりの時代劇のストーリー。

悪徳代官、悪徳商人、暴走族、みんな世間様から憎まれてかわいそうな人たちです。彼らに追われる美しき女性、悲劇のヒロイン、みなさんから愛されます。

こういう見方をするとどっちがほんまにかわいそうなんかわからんようになってきます。でもやっぱ、楽な生き方っちゅんは、悪徳代官、悪徳商人、暴走族のほうでんな、ただ、死に際がみじめなだけです。

>暴走族さんのお仲間はシンプルではないでしょう。私から見れば難解な人、不可解な人、つまりおもしろそうな人が居そうだけど。

本当の悪人はシンプルです。本当の善人もシンプルです。大半の人は善人になったり悪人になったり、その間を行き来するからややこしいんですな。一人の人をとことん愛せる人、とことん憎める人、シンプルでしょうな。普通の人は、愛したり憎んだり、妙に物わかりよくなったり、頑固になったり、これをいききするから難解でんな。なんか相田みつをの「人間だもの」とか「しあわせはいつも」ふうになってきやした、フゲッ。禅の世界にのめり込める人は幸せです。きらったはずなのにどうも影響受けてやすな。

>私が二十歳まで住んでいた家は先祖が建てた明治3年生まれの家でした。

すげー!文化財指定家屋でんな。土建屋としては、茶屋か居酒屋に改築を考えてしまいます。すんません、いつも変な方向に話もっていって。よく、あんたズレテルいわれますねん、グスン。

>さあ、今度は良い夢見よおっと。

今朝、うぐいすの鳴き声久し振りに聞きました。安らかな夢の目覚めを祈りつつ、うぐいす鳴きぬ朝のしじまに
やっぱ、あっしは詩人ですかね?じゃ。

また、夢の話
■かおる(189) 投稿日:2001年5月7日<月>04時25分/女性
pontaさん、生きのいい現地リポートありがとうございます。
ご忠告通り、来年にしましょう。色あせた花なら毎日見ています。
連休中は、なぜか眠りに眠って、そのせいか今頃(3:30a.m)怖い夢で目を覚ましました。
昔の知人で人の良さそうなドクターに追いかけられています。実は彼はとんでもない悪党だったという、お決まりの時代劇のストーリー見たいな夢物語。私は車の入らない、細い道を選んで逃げ、物陰で携帯から応援を頼んでいるところが今風。
こんな風にシンプルに物事を割り切る人生は楽だけど、つまんないねぇ。暴走族さんのお仲間はシンプルではないでしょう。私から見れば難解な人、不可解な人、つまりおもしろそうな人が居そうだけど。

さて、話題は変わって
私が二十歳まで住んでいた家は先祖が建てた明治3年生まれの家でした。築110年のそのお家といい勝負かな。黒光りした柱や、板戸やに、色々な人間の思いがしみこんで、済むには辛い家でした。江戸時代の暮らしの中では完成された合理性があったかも知れませんが、無言で古い因習を押しつけてくるようでした。だから古くて良くても「いい仕事してますね。」とサラリとは言えません。でも新しいだけの気合いの入っていない家も「ノーサンキュウ。」です。困った人間です。私は。
さあ、今度は良い夢見よおっと。おやすみなさい。

石楠花
■暴走族J(188) 投稿日:2001年5月7日<月>00時49分
石楠花の情報交換見てますと、お二人の長きというか古き友情感じますな。

石楠花を、語らう二人、微笑(ほほえ)みて、乙女のこころ、懐(なつ)かしみおり。

こんへんが、ちょっと歳食った男のヒガミ、ヤッカミですかな。

奥山に、人知れず咲く石楠花に、命の息吹、匂いほのかに。

上の句は、かおるさんの投稿文のパクリです。
pontaさん、長く土建屋やってると、千年前の建物まで扱うんですけんど、木は千年たってもほんま難しい生き物でんねん。それだけに、コンクリートや鉄に無い味わいと楽しみがおますけどな。

ここにちょくちょくお邪魔してすんまへん。
歳食っても突っ張りの暴走族詩人J

日野行き
■ponta(187) 投稿日:2001年5月6日<日>22時58分
行ってきました、鎌掛谷。シャクナゲの花はもう終わりかけでした。

午後3時前に家を出発して竜王まで名神に乗り、現地についたのはちょうど4時。連休も最後の夕方なので、駐車場(400円)も空いていました。4月28日から5月6日(今年の場合)までは人出も多いらしく、3日などは駐車場に入るのに1時間半待ちという状態だったそうです。そこから入場料が一人300円で、乗車時間2分のシャトルバスが運行されています。

限られた範囲だけにしか行けないので、「約2万本」などという宣伝文句からは程遠いものでしたが、道沿いの木々にはなかなか味わい深い風情がありました。バスの運行路と並行した遊歩道(約30分)もあります。年によって開花時期が多少ズレるので、行く時は日野観光協会に電話をすれば正確な開花情報を教えてもらえるとのことです。

シャクナゲ渓の手前に「正法寺」というお寺があり、小さなお寺に大きな観音様がおわしました。その庭の藤棚の藤は見事に咲きそろっていて、辺りに芳香を漂わせて、今一番の見頃でした。そこから10分程歩くと天然記念物「屏風岩」があります。

その後、鎌掛の友人宅に寄りました。築110年の庄屋だった家で、多少は改築しているものの、当時の雰囲気がまだ伝わるようで、とても気持ちの落ち着く家でした。石楠花も藤も良かったけれど、今日の一番はこの古家で、帰りの車中ではダンナとその話に終始しました。

自然の中をゆっくりと歩くのは身体にも良い効果があったようで、心身とも流れの滞りが解消されたような気がします。歩く事ってポンプの役割をするようです。

かおるさん、石楠花に関しては、明日行くのは見合わせて来年まで待った方がいいと思いますよ。

Just in case, それでも行くということでしたら、行き方は、1号線で水口の「近新」や「平和堂」を少し過ぎた所で、グリーンバイパス(200円)につながる道に入って、そのバイパスの坂を降りる辺りの右手に「しゃくなげ渓」の看板があるので、そこを右折して道なりに行くとたどり着けます。所々に看板らしきものがあるので迷う事はないと思います。

以上現地調査報告でした。



Re:鎌掛谷ホンシャクナゲ群落
■ponta(186) かおるさんへ 投稿日:2001年5月6日<日>11時28分
>中山道沿いの近江商人の里「日野」の「鎌掛」という所。

情報収集のためにほんの少し努力した結果をお知らせしておきます。

まずは鎌掛に住む友人に電話をして見ましたが不在でした。

インターネットで、「シャクナゲ・日野」で検索したら数十件のページがありました。地図を載せているものもあるので探してみてください。近江冨士CCの近くのようですよ。最新情報によるとまだ十分見ごろだとか。でも雨に当たる度に容色衰えるようですので急いだ方がいいと思います。

私も急に見たくなったので、今日の午後にでも行くかもしれません。ただお天気とダンナの都合によりますが・・・

■ "石楠花"の夢
■かおる(185) 投稿日:2001年5月6日<日>08時55分/女性
石楠花を見に行こうとバスに乗っている夢を見ました。確か連休の頃がきれいだったように記憶しています。中山道沿いの近江商人の里「日野」の「鎌掛」("かいがけ"と読みます。)という所。二十歳代に見たことがありますが、山の奥深く山肌一面に人知れず咲くその見事さ!  何でこんな事突然思い出したかわからないけど、明日行ってみようかな。夜なべ仕事は夜だから。 行き方忘れたけど、混んでるかなあ。
pontaさん最近の情報ご存知? 私のおぼろげな記憶間違っていたら、どなたでも、訂正お願いします。

夜なべ仕事
■暴走族J(184) 投稿日:2001年5月5日<土>22時46分
あっしの家は、鯉のぼりがありやせんでした。5月になるとまわりの家が、ほんま、うらめしかったでやんす。
ところで、黄泉の国「極楽マンション」なんか買うたらあきまへんで。あっしは、土建屋ややから、その物件よう知ってまんねん。とにかく今は買い時やありまへんで。
夜なべ仕事、ほんま大変でっしゃろな。あっしなんか、徹夜の突貫工事いうて、実際は、酒ばっかり飲んでます。やっぱ、男は気楽でんな、今日は、男の子の日やから、こんな勝手な物言いも目つぶってや。じゃ。

koinobori その2
■かおる(183) 投稿日:2001年5月5日<土>19時53分/女性
私はアダルトチルドレン条例が通用する国に長く住んでいます。ですから、苦しい方が楽です。でもそろそろ楽な方が楽な国へ引っ越したいと思い、捜してみました。ありました。黄泉の国「極楽マンション」でも、ここは人気が高くてなかなか抽選に当たりません。ならば、泳がなければなりません。まだまだ、夜なべ仕事は続きます。今宵もまた。Jさんの応援歌遠くに聞きながら。

Re:koinobori
■暴走族J(182) かおるさんへ 投稿日:2001年5月5日<土>12時06分
>夜なべ仕事でほころびを綴っています。

やっぱ女性って大変なんすね。すんまへん、勝手いうて。
でも、そんな悲しいこといわんと元気だしてくださいよ。
男は、破れたとこは、破れたまんまで、泳ぐ場所を変えるだけですわ。
Boys never grow upで成長しないガキのまんま、気楽すぎますかね?
でも、ほら、鯉のぼりを川ん中で流すとこあるでしょ、三重か和歌山でしたね。
空と違うて水ん中やったら、穴空いとってもちゃんと泳げんるんですわ、ちょっと冷たいですけんどな。
漱石の草枕の冒頭はたしか、「知に働けば角が立つ、情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ、とかくこの世は住みにくい。だからといって引っ越す国はあるまい。」ってなことでしたよね。でも、その主人公の言葉を否定したの、女性(旅館の仲居さんか芸子さん?)でなかったでしたっけ?いまは、引っ越す国があるんですな。じゃ。

koinobori
■かおる(181) 投稿日:2001年5月5日<土>07時31分/女性
穴のあいた鯉のぼりは竿につけてもダラリとぶら下がるだけ。
強い風をうけて空中をゆうゆうと泳げるように、夜なべ仕事でほころびを綴っています。だからこれ以上傷つきたくはありません。今日はこどもの日。

Re:古典的
■暴走族J(180) かおるさんへ 投稿日:2001年5月5日<土>00時01分
かおるさんへ、
>私は「古い女とお笑いでしょうが・・・」を否定できないタイプですが、女も男と遊べる文化育ってほしい、

 古いの定義を「どこに」、「どの時代」におくかで変わりまんな。あっしにいわせれば、あなたの言う「古い女」は合理主義現代人の塊みたいな人でんな。つまり「誰も傷つけたくない自分も傷つきたくない」という平和主義のエゴ丸出しでんがな。
 すんません、あっしは育ちが悪いもんで、つい、本音で、相手かまわず、気も使わずいっちゃいます。そこが暴走族の悲しさでもあるんでやんすがね。 海外にいたとき、ひょんなことから皇室縁戚の女性お二人をぞんじあげておりますが、お二人とも恋については、全く自由に楽しんでおられました。そのお一人なんか私的パーティですと、ご主人の前でも「Jさんて変わってて面白いから大好き」なんちゃってあっしの首に腕巻きつけてキスするんですからね。世が世なら「おのれ下郎、手打ちにいたす」ってんで彼女もあっしも首と胴がとっくに離れてるとこなんですな。英国だけでなく日本でもいわゆる旧皇族・華族なんていわれる上流階級のひとたちは、男性も女性も自由というより純粋に恋愛を楽しんでるように見えます。
 一夫一婦制が是とされるようになったのは、財産相続権というものが法という形で確立されてからで、英国で始まったといわれていますが、それも人類の歴史から言えば、つい最近でしょうね。日本では、明治に入って、一夫一婦制の制定については貴族院かどっかで大論争の末、英国法に従うことになったんですよね。奈良、平安期ですと、女性も男性も全く自由に恋をしたんじゃなかったんだっけ。
 以上述べた理由から、本暴走族を裁判長とする恋愛論法廷では、「かおるさんが古い人」という申し立ては、全く個人的特殊認識であり、グローバルにみた一般的概念を逸脱したものとして、却下します。
じゃ。

暴走族「J」 (179) 投稿日:2001年5月4日<金>12時01分
あー、二日酔いで頭ガンガン、歳ですな。
ポンタさんのご質問にお答えします。
お茶屋にあがるときはそれなりの服装をしますが、こちらが舞妓さんを座敷に呼ぶときは、自分勝手な服装ですわ。あっしは、ジーパンでした、はい。昨日の舞妓さんの名は、福久富ちゃん、16才、岡山出身。小さいときから芸事がすきで、舞妓にあこがれて15歳のとき京都にでて来たそうでげす。
舞うときの三味線、太鼓はカセットテープからーーー、味もくそもおまへん。
でも、若い職人連中は、舞妓いうだけで大喜びですわ。
これが、お茶屋ですと、芸子さんとしばらく飲み食いしながら歓談してますと、奥のふすまがあいて金屏風がさーっとひかれます。そこで、芸子さんの三味線と太鼓の準備。それができますと、舞妓さんがスーッと入ってきて「ほな、お姉さん(演奏)お願いします」いうて舞い始めるんですは。そりゃー、色気おますで。そんなとこ、若い職人10人も連れていったら、我が××土建、破産しまんがな。
昨日は、安い料亭で頼んだんですけど、きゃつら遠慮っちゅうもん知らんでウワバミみたいに飲みよりまんねん、おかげでアッシの財布は空っぽですわ、トホホ。

見とおすなぁ。 晴れ姿
■かおる(178) 投稿日:2001年5月4日<金>10時04分/女性
へっー! 見たい! 見たいですね。芸者「ぽん太」さんの晴れ姿。私は若い頃お茶をやっていて、先生のお茶会のお手伝いをすることが多く、着物にはなじんでいますし、自分でも着られます。確かに着ると気分は稟とし、色っぽいつもり。でも事はそう簡単ではありません。演技力ではカバーし切れません。
色街では美人じゃなくても色っぽくてきれいな人はいますね。その道の修行が問題なのでしょうね。

誰も変身願望はあるでしょうが、私はどちらかというとウルトラマンになりたいな。でも昨日も、お祭りのご馳走食べすぎて2sも太ったから、あ〜あ。

■ 「ぽん太」どすえ
■ponta(177) 投稿日:2001年5月3日<木>23時52分
舞妓さんや芸妓さんには小さい頃から憧れてました。

「都をどり」や「北野をどり」を毎年必ず見に行きます。踊りや衣装はもちろん、舞台のそでで、黒い着物を着て歌う人や三味線を弾く人の凛とした雰囲気が大好きです。

五十路を目前にした数年前、25歳の同僚の女の子と「舞妓変身スタジオ」なる所へ行き、念願の舞妓さんのメークをしてもらい、衣装を着けて写真をとりました。芸妓さんも割引でできるというので、かつらと着物を変えて芸妓姿の写真もとりました。

丸々と太っていた頃だったので、出来あがりは悲惨でした。観光地でよく顔の部分だけくりぬいて記念撮影をするものがありますが、雰囲気はまさにあれです。友人に写真を見せると例外無く大笑いをされ、「これほど人を楽しくする写真はない」と言われました。

仕上がりが満足できるものだったら「ぽん太どすえ」を添えてテレホンカードにでもしようと思っていたのに残念です。もう少し痩せたら再度挑戦しようかと思っていますが、老化現象激しい今日この頃、器量は落ちる一方やからもう無理ですやろなあ。

舞妓さんや芸妓さんには、美しい方もそうでない方もいますが、それでも常に着物を着て踊り等の修行をしてきたことで、似合う似合わないではなく板についたものがありますね。衣装に見合う中身が必要だということでしょう。

土建屋さんは舞妓さん呼んでお寿司食べに行く時ってどんな格好で行かはりますのん?和装ですか?

古典的
■かおる(176) 投稿日:2001年5月3日<木>05時56分/女性
舞妓さん、いいなぁ〜。私、女で残念!とこれはホント思います。男なら「祇園のお座敷で、舞妓さんとか芸者さん呼んで遊ぶ」事が出来る。祇園には行ったことはありますよ。でも違う。
私は「古い女とお笑いでしょうが・・・」を否定できないタイプですが、女も男と遊べる文化育ってほしい、そうだもうみんな遊んでるよね。それを知らない程、古典的なんだ、救い難いねぇ。ヶ、ヶ、ヶ。

暴走族J(175) 投稿日:2001年5月3日<木>00時22分
「ハレ(晴)」と「ケ(褻)」ですか。かおるさん、結構古い言葉知ってますな。それに「実家」とか「母の手作りの」とかなんか暖かいひびきの言葉ですな。
あっしはの明日は、土建屋集団12人で舞妓さん呼んで寿司食べに行きます。世の中、連休ちゅうのにどうもさみしいひびきの行為でんな、トホホ。
じゃ。
じゃ。

昔ハレの日、今日は雨の日
■かおる(174) 投稿日:2001年5月2日<水>22時46分/女性
今日は一日雨でした。名神高速道路は滋賀県内「9qの渋滞、スリップ注意」と表示が出ていました。スーパーも道路も乗用車でいっぱい。
連休はいつも家にいます。3日が氏神様のお祭りだからです。大津市内ではこの時期、あちこちでお祭りがあり、昔娯楽がなかった時代は、親類が行ったり来たりしたものでした。お祭りとお正月はハレの日で特別のお料理としつらえと衣服(和服)とでお客様をお迎えしました。それももう今は昔。でも普通に休暇をのんびり楽しんだ記憶があまりありません。「毎日のんびりしているからじゃないの?」「ウーン。」反論できない今日この頃です。明日は実家へ母の手作りのお祭り用の鯖寿司なんかを食べに行きます。

Re:1111番ゲット
■暴走族J(172) かおるさんへ 投稿日:2001年5月2日<水>00時14分
>俵 万智さんのHP 
同じようなことが、相田みつおの「一生感動一生青春」などにもいえますね。彼の同じ文章が、ときによって、しらじらしかったり、心打ったり。じゃ。

1111番ゲット
■かおる(171) 投稿日:2001年5月1日<火>22時30分/女性
俵 万智さんのHPhttp://www.gtpweb.net/twr でいくつかの短歌("一人百首"コーナー)を目にしました。ずっと昔『サラダ記念日』を読んだ時には、怒りとか憤りとかを感じましたが、今度はすんなり。大人になった後、子供に返った(これ老化と呼ぶ人もいるようですが)のかも知れません。またまねしてみました。

生卵落とせば割れること知って言ったの貴女とやっていけない

ウェー、いささか感傷過多ですねいわば昨日は『卵記念日』

働きて帰り"談話室"開けてみるいいねスッキリ1111番ゲット


Re:まだまだでんな
■暴走族J(170) かおるさんへ 投稿日:2001年5月1日<火>00時14分
>坂本繁二郎の絵も河井寛次郎の陶器もなぜか機会があるのに、本物を見る機会を失しています。

焼き物、陶芸の社会の話に入る前に、
一:焼き、二:土、三:細工って言葉知ってますか?つまり焼き、どう焼くかが焼き物の最大の命でんねん。ドバイとか自然釉、つまり、燃料の松の灰が計算を超えた色の味をだすんですわ。登り窯が条例で規制された今日、寂しいものがあります。そういった計算外の自然の色が出せなくなったんですわ。その典型例が、備前焼き、いわゆる岡山の鉄釉ですわ。ナス釉などもその部類です。
土、これも大事です。夜中、墓場の土、軽トラックで掘りにいったこともおます。焼物師が、土噛んで土選ぶ理由知ってまっか?酸性土は、だめでんねん、アルカリ土でないと。それも微妙な最終的決断は、舌の感覚ですわ。
とにかく、焼物の話はじめたら、1週間や2週間で終わりまへん。
かおるさんに悪い思うたんは、細工の話、先してもうた事です。素人はんには、そっちからの話が早いと思うたんが、たぶん、落ちこぼれ職人のあっしのまちがいかもしれやせん。ほんとうは、やはり、かおるさんが感じたらしい心なんですわ。ちょっと、おいらのプロくずれの中途半端なプライドがへんな結論を誘導してしまったようです。すみません、反省してます。
じゃ。

01/05/01〜01/05/31 ▲


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